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2010.06.14 16:28:17
admin

久しぶりに吉野家の牛丼を食べました。
最近全然いっていなかったのですが、たまたま1人で食事をする機会があったので行ってみました。

昔の感覚からすると「並みとたまごとみそ汁」と言ってすぐにはいと出てくるイメージでした。
これは常連には非常に便利で、最低限の事だけ伝えればあとはお任せで勝手にやってくれる感じがとても良かったのです。店内にはもちろんメニュー表もなければ、専用のレジもありません。中央の冷蔵庫には漬物が入っていて、食べたければ勝手に取って食べる方式です。最初に行った時はえらい戸惑った記憶があります。2回3回と行っているうちに他の人の見まねでそう言う物なんだと理解した記憶があります。
これは1人客用に特化したシステムであると今にして思います。座席は基本的に全てカウンターであったと記憶しています。

しかし最近の吉野家は変わりました。良いのか悪いのかは判断がつきかねますが、なんとメニュー表が置いてあるではないですか!
しかもセットメニューなる物があって、豚丼なる物も出来ています。これはBSE問題があった時苦肉の策でメニューに追加した物である訳ですが、究極のメニュー無し店舗からは1歩後退しました。前は並みか大盛りか特盛りしか選ぶ余地がなかったのです。必然的に回転も良くなりますし、ましてや牛丼が食べたくない人はそもそも来ないのです。
しかしこのメニューのバリエーションが増えた事は回転率は落ちたかもしれないですが、別な視点の立っての事である事は明白です。カウンターが少数になって、なんと卓席が増えているのです。これは明らかに家族をメインターゲットに据えているのがわかります。前はどこにレジがあるかわからないような作りだったのに今はレジが中央に1つ出来ています。良いかどうかは分かりませんが、昔の店舗に初めて入った時の様な敷居の高さみたいな物は感じません。
明らかに間口を広げてもっと大きな分母のターゲットを狙っているのです。
リソースの集中はいつの世も経営課題ですが、昔はあまりにターゲットを絞りすぎて一定の領域から伸び悩む状態に陥っていたとも言えます。

これを舵を切りなおして別な方向へ転換するのは非常に勇気が要ります。今まで培ってきた物を1つずづ壊さなければならないからです。永遠に変わることのない物などなに1つない物です。いつまでもチャレンジしていける勇気を持ち続けたい物です。店舗のレイアウトはもちろんですが、ロゴ・看板も微妙に変わっています。何かを変えるためにはまず外見からとも言います。本当に店舗を変えたいと願っている人はロゴや看板の変更なども視野に入れて見て下さい。



  
 

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