サイン書き換え時のノウハウ
今回は横3600mm×縦1800mmの野立看板を、溶剤出力のインクジェット出力貼で書き換える場合を想定します。
@現場に行って採寸する
仮に既存の看板面がアルミ複合板を使用していたとして、アルミ複合板の定型サイズは通常w910×h1820などと、多少のノビがあります。
既存看板を製作した看板業者が、そのノビをそのまま使用して看板を作った場合、4枚のアルミ複合板が並ぶ計算になりますので、仕上がり寸はw3640×h1820というサイズになっている可能性があります。
その辺も頭に入れつつ実測します。
A出力の分割を決める
現場では、実際に貼り施工しなければいけません。
貼り施工できる大きさで考えれば、w1000〜w1300くらいが妥当かと思われます。
この場合はw1200にして、縦に3分割する事とします。
現場では左から右へ順に貼っていく事とします。
重なりシロを見る
貼っているうちに、ずれてしまう事も良くある事です。
10〜50mm程度の重なりシロも出力しておきましょう。
グラフィックは余分を見る
w3600×h1800が仕上がりサイズだとして、実際は貼っているうちにズレが出てきたり、実寸が思ったより大きい事もあるかもしれません、
周り100mm程度は余分を見て大きく出力しておくのがよろしいかと思います。
ガイドラインもプリント
薄い 近似色によって、実際の看板のサイズをプリントしておけば、貼り施工の際、非常に楽になります。
現場で、まがって貼るのも防げるのでお勧めです。

貼り合わせ部分にもガイドラインをプリントして置きます。
現場ではそのラインぴったりに貼って行けば良いのです。
仮にずれたとしても近似色のラインなので、遠目にはさほど気になりません。
B出力及び仕込み作業
その日の湿度等によっても色が微妙に変わります。
出力は同じ日に同じ材料で一気に出すのが基本です。
出力後は巻き取ったままでも良いので、十分に乾燥時間をとります。
ラミネート
ラミネート加工は出力後、十分に乾燥時間をおいてから作業します。※1日程度。
屋外の看板に使用するなら光沢のあるグロスラミネートがよろしいかと思います。
※ここでかけるラミネートは両面のホットパウチラミネートではなく、片面のコールドラミネートとなります。
裁断
現場で楽に作業を進められるように、必要ない部分は裁断しておきます。
C貼り施工
下地の汚れをよく拭きます。ほこりやごみが入っているとはがれの原因になります。
現場看板のサイズ確認
現場看板を実測し、予定通りのサイズか確認します。
予定通りなら問題ないですが、誤差がある場合、余分に出力しておいた部分で調整します。
貼り込み
プリントしておいたガイドラインにそって、順次貼っていきます。
スキージなどの道具を活用下さい。
仕上げ
あまった部分を、カッターで切って完成です。
基本的には該当地区に屋外広告業登録をしている業者以外、サインを掲出する作業はできません。ご注意下さい。
当社にサイン出力を依頼する場合、出力価格表の「塩ビ」メディアをご注文下さい。
